報道の魂

報道の魂 20170319

「『生かされた』と思える日まで~苦悩の6年・住職の“心の軌跡”~」 「生き残されてしまった」 岩手県大槌町の「江岸寺」住職、大萱生良寛さん(58)は、その思いとともに生きてきた。 6年前の津波で父親(82)と息子(19)を失い、3か月後には娘が(24)が自ら命を絶ってしまったのだ。 良寛さんは悲しみのどん底のなか、仮設住宅に閉じこもり酒浸りの生活を送るようになる。 しかし、檀家の前では悲しい心の内 […]

報道の魂 20160403

「この町とともに生きて ~家族5人を失った漁師の5年~」 「女房も子どもも俺が殺したようなもんだ」 岩手県山田町の漁師、五十嵐康裕さん(52)。妻(41)、長女(3)、長男(2)、両親の5人を津波で失い、一人だけになってしまった。地震の直後、家族に家で待機するよう言い残した自分を今も責め続けている。 生きることが苦しかった。だが、震災後、買い取った漁船に妻と子どもの名前から一字ずつとった「裕正丸」 […]

報道の魂 20160320

「ナハラ リターン ノーリターン」 福島県の楢葉(ならは)町。福島第一原発の事故で全住民が避難していた自治体では初めて避難指示が解除されたが、戻ってきた住民はまだわずかしかいない。 この町に1年半の間、通い続けたことがあった。東日本大震災と原発の事故が起きるずっと前のことだ。当時は、まさかこういう取材で、またこの町を訪れることになるとは夢にも思っていなかった。 大震災から5年が経つ。同じカメラマン […]

報道の魂 20160110

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未来へ~原子野からの息吹~ 番組詳細 街は一瞬で廃墟となり、放射能にも汚染され、「70年は草木も生えない」と報じられた。その焦土のこん跡は、平和公園の地下に今も残る。 「奇跡」とたたえられた被爆地の復興は、どのようにして成し遂げられたのだろうか。 1945年8月6日、広島市に原子爆弾が投下された。 「この焼け跡が復興できるのか。ほかの場所に新しい街を作ろう」 行政からは一時、都市の再建をあきらめる […]

報道の魂 20151220

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春想~託された命の点字~ 1968年8月15日、東京・目白にある「千登世橋」から投身自殺した早稲田大学4年生の青年がいた。沖縄出身の真喜屋実蔵は幼い頃、不発弾の爆発により失明するが、文学者を夢見て早稲田大学に進学。しかし、点字教科書は皆無で、同級生の塩谷治さんが独学で点字を習得するなどして学習を支援したが、真喜屋は留年し、精神的に追い詰められていく。そして終戦の日を選んで命を絶った。 真喜屋の死に […]